【静岡】大井川鐡道 思い出のSLと日本唯一のアプト式鉄道に乗った話 前編【ツーリング】
小学生の時に祖父と乗った大井川鐡道のSLに16年ぶりに乗りました。
目次
TVで見て久しぶりにSLに乗りたくなった
昨年の4月頃だったでしょうか。ある日、テレビをつけたらたまたま大井川鐡道のSLの映像が流れていました。
それを見た僕は小学生の時に祖父に連れて行ってもらったのを思い出し、久しぶりにSLに乗りたくなったので急遽GWに静岡ツーリングをかねて乗りに行く計画を立てたのでした。
今度は父とSLに乗ることに
実家に帰った際に父にその話をしたら興味津々だったので、一緒にいくことになりました。
※ちなみに父は2014年にハーレーダビッドソンのForty-Eightを買い、うん十年ぶりに再びバイクに乗り出したリターンライダーです!(^^)
バイクも本国仕様のマフラーに変えてあるのでかなりいい音がしてます!(日本仕様のマフラーはちょっとおとなしすぎるとのこと)
初日はSLとアプト式鉄道による鉄道リレー!
というわけで静岡ツーリングに出発です!
まずは、実家を出発して新東名でSLの乗車駅である新金谷駅を目指します。
途中、休憩のために静岡SAに寄りました。
この日は天気も良かったのでお客さんもいっぱいいましたねー!
それにしても新東名のSAって結構こじんまりしてると思いませんか?てっきりどこも海老名SAくらいの規模だと思ってたのでちょっと意外でした。
休憩後はそのままどこも寄らず最初の目的地の新金谷駅へ!
16年ぶりにSLとご対面!!!
いやーかっこいい!イケメン!!!
…そしてすごい数のお客さんでした。(笑)写真を撮りたくてもなかなかSLに近づけなかったです。。
ちなみに今回はSLで千頭駅まで行き、そこから井川線に乗り換えて接岨峡温泉駅に行って帰ってくる予定でしたのでお得な周遊券を買いました。
こちらは2日間有効なのでしっかりと沿線を観光したい方にはおすすめですよ!
ちなみにSL急行券は当日販売もしていますが、繁忙期は事前予約をされることを強くおすすめします!
こどもの日が近いこともあり、千頭に向かう途中の車窓からこいのぼりを見ることができました。
そして、千頭駅到着後は予約しておいた「創立90周年記念弁当」を食べました。静岡の食材をふんだんに使ったおかずがたくさん入っていて美味しかったです!^^
中身はこんな感じ。
日本唯一のアプト式鉄道
さて、お弁当を食べたら今度は井川線に乗り換えて接岨峡温泉を目指します。
ここからはこちらの赤い電車(京急じゃありませんよ)に乗っていきますよ。
この井川線の特徴はなんといっても日本唯一のアプト式を採用した鉄道であることです。アプト式とは、通常のレールとは別に敷設された歯形レールと車両側の歯車を噛み合わせることで一般的な粘着式の鉄道では登ることが困難な急勾配でも対応できる方式のことをいいます。
といっても、すべての区間がアプト式なのではなく、最も急勾配(90‰)なアプトいちしろ駅~長島ダム駅間だけアプト式専用機関車と連結して走行します。
専用機関車との連結の様子。レールの間に歯形レールがあります。
こちらが井川線で最も急勾配な区間です。実際に乗ってみると写真以上に勾配がきついことがわかります!
そして、接岨峡温泉駅の一つ手前の奥大井湖上駅で降りました。こちらの駅もかなり特徴的な駅なんですよ!
その理由がこれです!
名前の通り、湖の上にある駅なんです!しかも線路沿いに歩いていくことができてハイキングコースに繋がっています。全国を探してもなかなかこのような駅はないですよねっ!
この日の最終目的地である接岨峡温泉駅までは奥大井湖上駅から歩いていきました。
本当はせっかく温泉がある場所なのでぜひとも入りたかったところでしたが、帰りの電車の時間が迫っていたため今回は温泉は断念。。 ( ´・ω・)
夕食は島田駅のホテルの近くにある居酒屋さんで食べました!
移動が多くて疲れたけどとっっっても充実した一日だったと思います!
後編へ続く。