CBR1000RRで行くバイク旅行記

CBR1000RR SP Firebladeでのツーリングレポを中心に旅日記を書いています。全国各地のおすすめ観光スポットやグルメなども一緒に紹介しています。twitter: @mr_makkun

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【2017年モデル】新型CBR1000RR(SC77)のスペック比較

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皆様こんにちは、Akiです。

2016年10月に実に9年ぶりとなるCBR1000RRのモデルチェンジがアナウンスされました。

www.youtube.com

CBR乗りの僕としても非常に気になっていたイベント&丁度買い替えを検討していたタイミングだったので、以前から雑誌やネットでいろいろと情報収集をしていました。(結局買ったのはSC59でしたが…)

 

今回は自分の整理のためにも新型のCBR1000RRのスペックを他の国産リッターSS(YZF-R1、GSX-R1000、ZX-10R)と比較してみました。ついでに僕が乗っている現行のSC59とも比較しています。

※確度の低い情報や誤った情報も入っている可能性がありますので予めご了承ください。

 

 

目次

 

スペック比較表

各メーカーの2017年モデルのリッターSSのスペック比較表を作りました。

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上の表からわかるように、SBKのレギュレーション変更の影響のせいか、どこのメーカーのバイクもフル電子制御化されました。

ここまでいろいろついているともはや転倒する方が難しそうです(笑)

 

また、2017年モデルではどこも上位モデルが設定されており、装備されている電子制御が違ったり、ホイールやフォークなどがよりハイスペックな仕様のものになっているようですね。

 

HONDAのCBR1000RRについて見てみると、現行モデルと比較して大幅なエンジン出力の向上がなされていますが、それでも他社を凌駕するほどのスペックではありません(これは昔からずっとそうでした)。

しかしながら今回から新たに設定されたホモロゲモデルのSP2にはどうやらレースキットなるものがあるらしく、こちらを装着するとなんと217psにスペックアップするようです。(正式に発表された情報ではありませんのでご注意を

 

いまや200psが当たり前になってしまったリッターSSですが、今後どこまでスペック(と価格)が上がっていくのでしょうか?

 

新型CBR1000RRの概要

ここからは新型のCBR1000RRに注目して詳細を見ていきたいと思います!

 

外観

 まずは外観を見ていきましょう。

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チタン製タンクやリチウムイオンバッテリーの採用などにより、15kgもの軽量化がなされただけあり、先代のSC59と比較すると随分コンパクトになった印象を持ちます。

 

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特にフロントマスクがスリムになっており、実際に幅も24mm短縮され、ニーグリップエリアも片側15mmずつ絞り込まれたようです。

なお、ヘッドライトは今回のモデルからLEDに変更され、アッパーカウルの形状は空力に優れる逆スラントノーズ形状になりました。

カウルデザインは好みが分かれそうですが、僕はどちらかというと新型の逆スラントノーズよりは現行のカウルの方が好きです(笑)でも見慣れてくると格好よく見えるのかもしれませんね!

 

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サイドカウルも先代と比べると面積が減っており、空力性能が向上するように設計されているとのことです。

また、シート高はSTDモデルは820mmと従来モデルと変わりませんが、SP/SP2は832mmと高くなっており、身長のあまり高くない僕にはより厳しい方向になってしまいました。(それでもYZF-R1Mの860mmに比べればだいぶマシですね)

 

メーター

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メーターはSTD/SP/SP2いずれも共通で、フルカラーのTFT液晶メーターになりました。RC213V-Sとそっくりでカッコいいですね!

 

そういえば新しいYZF-R1やGSX-R1000も同じ様なメーターを採用しているので、最近はこのような大型液晶タイプのメーターが視認性に優れていて流行っているのでしょうか?

 

エンジン

上でも触れましたが、最高出力は現行のSC59と比べて約11馬力ほどアップしています(180.88ps→191.76ps)。

 これは圧縮比を12.3:1から13:1に高圧縮化し、バルブリフト量の拡大やカムタイミングを見直して高回転化に対応したことでこれだけのパワーアップを果たすことができたようです。

 また、SP2はハイリフトカムにも対応しているとのことで、レースキットを装着可能なモデルがSP2だけなのはここら辺に関係してそうです。

 

マフラー

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マフラーもSC59のダウンショートマフラーからチタン製の4-2-1マフラーに変更されており、約2.8kgの軽量化を達成しています。

排気デバイスが装備されていたり、消音構造も見直されているそうなのでエキゾーストサウンドにも期待できそうですね!

 

足回り

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CBR1000RR SP

 

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CBR1000RR SP2

 

・フロントフォーク/リアショック

SP/SP2モデルはオーリンズ製の電子制御式セミアクティブサスペンションを採用しています。減衰量が自動で変化するとかハイテク過ぎてもうわけがわかりません。。

一方、STDモデルに装着されているのはショーワ製のBPFのようです。SP/SP2と比べてしまうと大したもののないように思えてしまいますが、これだって十分にハイスペックなんですよね…。

 

・ブレーキキャリパー

SP/SP2モデルはブレンボのモノブロックキャリパー(フロントのみ)でこちらはSC59のSPと同様のもののようです。

STDモデルはニッシンのキャリパーなのでこちらも従来のSTDモデルと変わらなそうです。

 

・ホイール

ホイールは各モデルで異なっており、SPはY字10本スポークのアルミ製キャストホイールが装着されていて従来より100gほど軽量化されています。

SP2に至ってははなんと専用のマルケジーニホイールを採用しています。純正でマルケジーニを装着とは半端ない豪華さですね!その分お値段もすごいことになっていますが。

 

・クイックシフター

SC77から新たに搭載されているものでクイックシフターがありますが、こちらは残念ながらSP/SP2のみとなるようです。

発進以外はほとんどクラッチレバーを握る必要がないそうなので普段のツーリングでも大いにクイックシフターの恩恵を受けられそうです。

CBR1000RRのクラッチって本当に重くて渋滞の時とか結構辛いのでこれは有難いです!

 

電子制御

新型のCBR1000RRは完全なる電脳化へと進化しています。

詳細は省略させていただきますが、5軸センサーのIMU、コーナリングABS、トラコンやウイリーコントロールを行うホンダセレクタブルコントロール、オーリンズのスマートECサス(SP/SP2のみ)など他社のSSに負けず劣らずのハイスペックぶりを発揮しています。

 

特記事項

国内仕様もフルパワー

これまでの国内仕様は欧州仕様に比べるとかなりパワーが抑えられていましたが、日本の騒音規制などがヨーロッパと足並みを揃える形となったことから、新型から国内仕様も欧州仕様と同じフルパワーとなるそうです。

欧州仕様は高く、出回っている数も少ないのでこれは朗報です。

 

Firebladeのペットネームは引き続き欧州仕様のみ

ですが、“Fireblade”のペットネームがつくのは相変わらず欧州仕様のみのようです。(北米仕様/国内仕様は正式名称がCBR1000RR)

カウルデザインも従来同様、国内仕様/北米仕様は「CBR1000RR」で、欧州仕様は「Fireblade」となるそうなので気にする人は素直に欧州仕様を買いましょう(笑)

 

 最後に発売時期ですが、ネット上の情報では2017年2~3月に発売される可能性が高いようですね。これもSBKのレギュレーションが関係しているみたいです。

 

以上、新型のCBR1000RRのスペックについて見てきました。

個人的には電子制御満載のCBR1000RRもぜひ乗ってみたいので次に買い替える時がきたらこのCBRを買うことになるのかもしれません。まだまだずっと先の話ですけどね!

 

というわけで今回はこんな感じです。

ではでは!